
一言でいうと鉄琴の大型バージョン。でも、鉄琴とは全然違う楽器なのです。両方とも「金属の鍵盤」という点では同じですが、ヴィブラフォンは鉄琴よりもかなり低い音域をカバーし、通常は3オクターブ(F2-F5)を使用しています。鍵盤の並び方はピアノやマリンバと同じですが、幹音(白鍵)と派生音(黒鍵)に高さの差がありません。鉄琴との最大の違いは、ピアノのようにペダルがあることと、共鳴管の上部に取り付けてある羽を電気モーターによって回転させ、ハモンドオルガンのような余韻の変化「ヴィブラート」を起こすことができる点です。楽器の名前はまさにここから来ています。ヴィブラフォンと鉄琴の違いを他の楽器に例えるなら、撥弦楽器のウクレレとギター、又は、Jazzの世界で大活躍という点で共通というと、ソプラノサックスとテナーサックスのような違いでしょうか?鉄琴とヴィブラフォンの起源は同一のものですが、発祥した場所、時代、伝達/開発されていったルート/ジャンルが異なり、それぞれ違う楽器になったのです。